2016年6月16日木曜日

VOL・11 縞柄背広  2001・11

過号で今年は紺色が気分と述べたが、もうひとつ書き忘れたことがある。

クラシックな縞柄(ストライプ)スーツである。

英国調への回帰が進む中で、これまでにも増して再認識したい柄である。

力強さと配慮する心、つまりバーバリズムとエレガンスを表現できる柄だと思う。

ひと口にストライプといっても、チョーク・ペンシル・ピン・オルタネイトの4種類が一般的。

Vゾーンの基本として、まず第一に、薄めのソリッド(無地)のシャツとドット(水玉)または、


小紋のネクタイ。本来ならばこれ以外は必要ないと断言しても良いのだが、

掟破りやハズシが好きな人には少し物足りないかもしれない。

そこで、二番目に、線で表現された格子のシャツに、明るめで柄の分量が少なめな


小紋のネクタイ。縞と格子、異なる特性をもつ二つの柄を組み合わせるには、

軽さをプラスすることを忘れずに。

三番目に上級者向きのストライプタイを用いる場合。

スーツの柄が強いので、タイはストライプの柄が空いたすっきりめの物を。

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