変化し続ける現象こそが変わらない事。
つまり「新しさを求めて変化を重ねていく事」の意。
近頃はスーツその物の変化より、その取り巻く環境の変化が著しい。
デフレを助長すべく低価格のスーツが話題だとか。全く興味は無いのだが、これでまた日本の
スーツスタイルが、より退屈になるかと思うと悲しいものがある。
21世紀を表現するスーツが1万円だとしたら、これからの時代は本当につまらなくなる。
カジュアルのU社や低価格スーツショップが繁盛?する対局には、より良い人生の自己表現と
してクラシックなスーツを選択するウエルドレッサーも多くいると思う。
弊店には無地のスーツしかお求めにならない30代後半の営業マンの方がいらっしゃる。
デザインよりも作りこみの確かさをいつも要求される。古臭くならないようにデザインを変えている
のをお気付きと思うが、何も言われたことはない。
その方曰く「お洒落でなくてもいいけど、男はボロ着たらいかん」。
その通り!派手さは無いが、私にはすごくお洒落に見える。仕事ぶりさえも頼もしくなる。
厳しい時代を支えるべき男達の美意識に期待したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿