2016年6月19日日曜日

VOL・49 ジャケットのすすめ  2005・01

ここで云うジャケットとは、スーツの上衣ではなく、オッド(単品)ジャケットのことで、

ツィードのジャケットとか言う時のアレである。

「働く男」と言えばスーツなのだろうが、もっとジャケットを活用してもいいのではないかと思う。

職場の環境が許すのなら、とても使い勝手の良いアイテムだ。

スーツより若々しく映るかと思えば、渋い大人を演出する事も可能だ。


まず無地のジャケット編。代表的なのは、ネイビーブルー。


メタル釦や白蝶貝の釦が付くとブレザーと呼ぶが、最近はスーツの釦に準ずるからブレザーとは

呼ばない。どっちにしても用途は同じだからスーツを着なくてもいいビジネスマンにとっては

マストアイテムだろう。合わせるパンツは、ずっとチャコールグレーが主だったが、此の頃は

ライトグレーのほうが洒落て見える。

紺以外の無地ではダークブラウンの物がお薦めである。これも茶色をあまり意識しないで、

紺のジャケットとそっくり差し替えた感じの合わせがいい。つまり白や薄いブルーのシャツに

ライトグレーのパンツを合わせる。紺のジャケットをお持ちなら、付帯費用なしでこげ茶の

ジャケットがおしゃれに着こなせるという訳だ。但し、靴とベルトはブラウンでお願いしたい。

次いで柄物編。こちらでは、ストライプ一辺倒のスーツと違いチェックが幅を利かす。


ガンクラブチェックやグレンチェックなど。紺系やグレー系もあるが、茶系が圧倒的。

冬のロマンチックな風景によく溶け込む。チェックにのせた赤、ブルーなどの差し色も美しい。

同系色を重ねるコーディネイトだとカントリーっぽくなるし、差し色のブルーを使って

花紺のパンツを合わせると都会的なモダンさを表現できる。オーダーなら差し色の赤に合わせて、

真紅の裏地なんて手もある。靴はやっぱり茶色、それもスウェードなんか要注意!!

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