2016年6月16日木曜日

VOL・5 礼服礼賛Ⅱ  2001・5  

世相を反映してか、カジュアルダウンというよりもカジュアルアップした人々が目立つ様になった。

なんか一生懸命カジュアルしてるって感じがする。

何を着ても自由だが、服には何らかの社会的意味が込められている。

少し堅苦しい話になるが、礼服には流行や個人の感覚を超えたルールが存在する。

ルールが厳格な順に、正・準・略とある。

正礼装とは昼のモーニングコート、夜のテイルコート。

アレンジが許される範囲は少ないだけに、一般的に着用の機会はあまり無い。


準礼装を理解しておけば充分だと思っている。

まず昼のディレクターズ・スーツ、夜のタキシード、昼夜兼用できるブラックスーツ。

タキシードを活用していらっしゃる方は多いと思うが、午後6時前に着るのはルール違反。

洋礼装では、昼夜それぞれを兼ねてはいけない。

インターナショナルなビジネスマン、文化人を自負なさる方々は、特にご注意あれ。


最も簡単な方法をひとつ。


グッドルッキングなブラックスーツを作っておけば良い。

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