2016年6月19日日曜日

VOL・56 グローバルスタンダード  2005・08

「COOL BIZ」についてどう思うかという質問を何度もいただいた。

「興味がないから何も感じません。」という返答しかできないでいる。


この数年、ジャケットを好んで着ている為、ネクタイ無しでいる事が多い。

来店されたお客様には「あっ、クールビズ」と言われる始末。

京都議定書により、地球温暖化防止の為、冷房温度を28℃にするよう環境省が行った


呼び掛けである。そこまでは異論は無い。ネクタイましてや上衣を着用しなくてすむとなる


と、楽ちんな休みの日と同じ着用量だから、肩の荷も軽くなるのは認める。


今さら呼びかけなくても公務に携わる方々は、夏になると半袖のシャツを着ていた

のではないですか。

クールビズの掛け声と共に、いきなりハワイや亜熱帯アジアの民族衣装的なシャツを


着てしまう代議士先生にも恐れ入る。百貨店もメーカーも便乗しすぎだ。

もともとスーツには、やせ我慢で着る要素もあるから、自分より他を涼しげに感じさせる

着こなしは、素敵に見える。武部幹事長がそうだった。涼しくは見せても、着用量は

いつものスーツと変わらないから、本人はそれほど涼しくはないと思う。心遣いが憎い。

私に海外贔屓はないが、もともと冷房が弱く、今年は猛暑のイタリアでも、ビジネスマンは


きっちりスーツを着こなしている。上衣を脱いでもシャツは長袖だ。


それがグローバルスタンダードというものである。自分の着るものは、自分の仕事の環境を

考えながら自分で決めるべきではないか。

温暖化防止の為にエネルギー削減が必要というなら、冬になると「WARM BIZ」はあるの


だろうか?。


暖房を弱くして、オフィスでもコートを着よう。

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