2016年6月16日木曜日

VOL・8 猛暑襲来  2001・8

今は、五月末なので清々しい日々が続いている。

上梓される頃は、きっと厳しい暑さになっていると勝手に思って書いている。

昨今は夏に無理して上衣を着る必要なしとする会社も増えてきた様だが、


それでもスーツ着用はビジネスマンの必須科目。

男の着こなしにおける粋なんて、やせ我慢にほぼ等しいものだと考えている。

日本の高温多湿の気候では、麻やシアサッカーのジャケット、スーツも傍目に見る程、


涼しいものではない。裸足で履くローファーやスニーカーも同様で、足入れする瞬間のドライ感は

すぐに消えていつまでも続かない。

自分で感じる清涼感ではなくて、周囲の人々に見てもらうために演出している感がある。

足首部分のないスニーカーソックスがヒットしているのも、一見、裸足のようなビジュアルと

べたつかない機能がうまくバランスした結果に違いない。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」なんて大袈裟かもしれないけれど、

盛夏用のスーツを着用したら、「暑くなんかないよ」って顔して颯爽と歩きましょう。

それでも汗は出るので、ハンカチの色柄に少し気を配って。

0 件のコメント:

コメントを投稿